記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
会社員として15年働いています。数年前から「いつか起業準備をしよう」と考えていましたが、結局ずっと先送りにしてきました。「子どもが小学校に入ったら」「昇進が落ち着いたら」「資金が貯まったら」と思っているうちに、気づいたら40代になっていました。まだ間に合いますか?
それ以上に気になるのは、「今がタイミングなのかどうか」をどう判断すればいいかということです。何かを待つのではなく、判断基準を持ちたいと思っています。(44歳・会社員・男性)

● 回答
まず結論から言います。今が、タイミングです。そして、「条件が整ってから」と待ち続けているかぎり、タイミングは永遠に来ません。これはきつい言葉に聞こえるかもしれませんが、26年間の支援経験が教えてくれた現実です。
「条件が整ったら動く」が機能しない理由
「子どもが小学校に入ったら」→ 入ったら今度は「学費が落ち着いたら」になります。「昇進が落ち着いたら」→ 落ち着いたら「定年が近づいてきた」になります。
「条件が整ったら動く」という思考は、「次の条件」を永遠に生み出し続けます。人生の忙しさには終わりがないからです。
これは弱さではありません。人間の脳は変化を嫌い、現状維持を選ぼうとする仕組みになっています。意識しないと「準備中のまま人生が終わる」というパターンに陥りやすいのです。
動くべきタイミングの判断基準
「タイミングはいつがベストか」という問いに対して、私が出す答えは1つです。
今より良いタイミングは、ほぼ存在しません。なぜなら、1年後の自分は今より1歳年齢を重ねているからです。準備に使える残り時間は、待てば待つほど減ります。
ただし「今すぐ会社を辞める」という意味ではありません。「会社員のまま、今日から起業準備を少しずつ動かし始める」という意味です。
- 「起業準備をしたい」という気持ちが3ヶ月以上続いている
- 定年後や退職後の収入に対して具体的な不安がある
- 会社の外での自分の価値を高めたいという気持ちがある
- 上記のどれかにひとつでも当てはまるなら、今が動き時
「遅い」と「早い」の非対称性
起業準備には面白い非対称性があります。「早すぎた」というケースは、26年の経験でほとんど見たことがありません。ところが「もっと早く始めればよかった」というケースは、非常に多い。
なぜかというと、起業準備の価値のほとんどは「積み上げ」の中にあるからです。人脈、発信、信用、経験。どれも積み上げに時間がかかります。今日から始めた1年が、5年後の結果に影響します。
- 「条件が整ってから動く」は機能しない思考パターン
- タイミングを待つほど、残り時間は減る
- 「早すぎた」はほとんどない。「遅すぎた」は多い
- まず会社員のまま、小さな一歩を今日から始める
44歳のあなたへ。定年まであと16〜20年あります。その時間を「準備期間」として使うか、「後悔する時間」として使うかは、今日の選択で変わります。できることから始めましょう。一緒に考えていきます。
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