ノウハウ系ビジネスのeラーニング教材作りについて

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

ホームページを持ってから、お客さんからの問い合わせより、業者からの売込みがたくさん入るようになりました。

今回、売り込みというよりも、eラーニング教材の制作を請け負うという協業提案があったのですが、これは会社員のまま起業準備を進める上で、使えるのではないかと思いました。

教材作りが面倒で手が止まることが多いので、使えるようでしたら使いたいのですが、どう思いますか?
 


 

● 回答

ホームページからロボットで問い合わせアドレスを吸い上げたり、メールフォームから自動的に広告メールを送りまくる業者でしょうね。協業提案のように見えて、あくまでも売込みですから、しっかりと内容を確認しておきましょう。

eラーニングは普及していますが、主には企業研修のコストダウン版という感じです。私も出演したことがありますが「スクー」も有名ですね。

スクーは気軽に学べる動画サイトですが、eラーニングとなるとあくまでも資格取得のためなどのはっきりした目的がないと、なかなか手を出しづらいです。

eラーニングを提供する場合、業者のシステムで配信をする場合には、固定費を吸収できるかどうかが要になります。システム利用費で、毎月3~5万円程度かかる場合が多いですね。

いきなりこのような業者に委託するよりも、まずはYouTubeでお試し講座を無料配信してみても良いですし、Udemyやmanebiでも比較的簡単に配信できます。

また、普通の対面(リアル)セミナーで人気がない講座内容ですと、オンラインでも当然売れません。

おすすめの方法は、まずはYouTubeでお試し講座を配信して感触を確かめつつ、簡単な動画講座をUdemyで販売し、それからこのような提案を検討しても遅くはないでしょう。焦って広告に飛びつく必要はまったくありません。

今後、新しい講座を作る時は、その流れで作っていくようにすると、ひとつの成功モデルが確立できますね!


さらに詳しく知るには、以下より検索してみてください!
記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。




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