相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

起業18の新井です。「サプライズ」は、広告効果という意味で、ビジネスにおいてはとっても重要な戦略です。最近のサプライズで言えば・・・
 

① 相武紗季さん、一般人と結婚
② 日銀、ゼロ回答 1ドル105円へ
③ 三菱自動車 燃費データ改ざん
 

個人的に、「え!?」という言葉のでたニュースは、こんな感じです。何れも大きなニュースとなり、②、③については、為替・株式市場の大混乱も引き起こしています。①は、ファンの人が泣いているでしょう・・・。
 

相武紗季
 

「仕事は、演出よりも愚直にコツコツとやるべきだ!」と怒る方もいらっしゃるかもしれませんが、ビジネスにおいて、「サプライズ」は非常に重要な要素です。だって、もしあなたがどこかのホテルに宿泊するとして、「バー無料利用券付き宿泊プラン」を選択するのと、当日チェックインをしたら、「今日チェックインされたあなたは、特別に、バーが無料で使えますよ」と言われるのと、どっちが「え!ホント!?嬉しい!」と思うでしょうか? もちろん、後から言われる方ですよね。
 

ポイント サプライズはビジネスにおいて重要な戦略

相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

サプライズと言えば、週刊文春のスクープ「文春砲」。2016年は、ベッキー、SMAPに始まり、最近では舛添知事まで打ちまくりですよね。その結果、文春の発行部数はどうなっているのでしょうか? 正確なデータは、もちろんまだわかりませんが、きっと、急角度上昇、うなぎのぼりでしょうね。
 

■ 一般週刊誌発行部数 日本雑誌協会

雑誌名(出版社) 部数
週刊文春(文藝春秋) 698167
週刊新潮(新潮社) 561900
週刊現代(講談社) 543556
週刊ポスト(小学館) 459125
週刊大衆(双葉社) 249254
週刊実話(日本ジャーナル出版) 210000
週刊プレイボーイ(集英社) 199167
週刊アサヒ芸能(徳間書店) 195534
週刊朝日(朝日新聞出版) 184248
SPA!(扶桑社) 117843
AERA(朝日新聞出版) 115714
サンデー毎日(毎日新聞社出版局) 114720
ニューズウィーク日本版(CCCメディアハウス) 70661

※部数算定期間 : 2013年10月1日~2014年9月30日

http://www.j-magazine.or.jp/data_002/m1.html

 

ポイント 日銀のゼロ回答のインパクト

相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

日銀の追加緩和見送り・・・今、為替相場、株式市場が大荒れです。GWで当局が動かないことも見透かされ、投機筋がやりたい放題という感じですが、4月28日の日銀会合にて、大方の予想に反して、金融政策の現状維持が決定されるサプライズがありました。まさに、ネガティブサプライズ。株も円相場も大変なことになっています。

このサプライズ、振り返ってみれば、期待をあおっていた日銀に対する素直な反応でもあります。期待を高めた後での「現状維持」発表。まさに「え! まさか! 裏切りだ!」と思った人が多いからこそ、これだけの暴落につながっているわけです。今回は「ネガティブ」方向でしたが、まさに、教科書のようなサプライズ戦略です。
 

ポイント サプライズの落とし穴にはまった「K-1」

相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

このサプライズ戦略で、大きな失敗をした代表的な例が、あの格闘技の「K-1」でしょう。私もK-1は大好きで、テレビはもちろん、会場にも行ったことがあります。一時期は格闘技ブームをけん引した存在であったK-1が、あっという間に消えてしまい、輝きを失っていった理由とは・・・。

K-1が廃れてしまった理由は、選手とのギャラトラブルなど、いろいろな事情があることとは思います。ですが、収益が悪化した一番の理由は「モンスター戦略」でしょう。ボブサップや曙など、いわゆる打撃格闘技のスキルはともかく、「画になる」人を集め、高額なギャラを払えなくなり、経営が破たんしていったと言われています。
 

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ポイント サプライズは「慣れる」

相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

K-1が次第に人材発掘に困るようになり、徐々に観客動員数を減らしていったのと同様に、ビジネスで常にサプライズを狙い続ける、話題提供だけを考える手法には限界があります。お客様は、サプライズに「慣れる」のです。サザエさんやドラえもんは、声優さんが入れ替わってもずっと続いているのに対して、奇をてらったビジネスは衰退する。この現実を私たちはどう理解するべきでしょうか?

サプライズ演出は、確かにビジネスには効果的です。ですが、「ドカン!」とやるのは、NGなんですね。サプライズ戦略で言えば、小さなサプライズの連続が、お客様の心を掴むのです。

ですが、サザエさんには、サプライズはありません。「いつも同じ」という「おかえりなさい」感覚や予定調和が安心感を生んでいる、また別の戦略なのですね。昔で言えば、ドリフの全員集合とか、今でもひな壇芸人さんたちがやる「天丼」なども同じなのかもしれません。
 

ポイント まとめ

相武紗季さん、日銀、三菱自動車の共通点とは?

K-1は、最近では、実力あるスターの発掘、育成に取り組み、復活の兆しを掴んでいます。格闘技ファンとして、とても嬉しいですし、応援しています。あなたのビジネスには、「サプライズ」の要素はありますか? 大きな仕掛けなんて必要ありません。むしろ、首を絞めてしまうことにもなりかねません。

お客様の予定調和をちょっとだけ崩す、小さなサプライズを積み上げて、顧客満足を高めつつ、実力ある会社に育てていきましょう!
 



アイデア

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